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手術の日(続き)

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手術室へ入ると、まず、名前の確認のために
自分の名前を言わされた。
そして、肩に看護師さんが貼ってくれた
名前シールの確認。
キャップを被り
いざ、手術台へ・・・

そこからは、早い事早い事

まず、仰向けに寝かされ
「はい、右手はこの上へ、左手はこの上へ置いてください。
 肩は痛くないですか?血圧計りますよ。
 う~ん、200ありますね。
 では、点滴の注射します。」
で、ブスッ。

う~、痛いが、痛いなんて言ってる暇はない。

なぜなら、同時進行で、私の体には、心電図やら血液中の水分を図る装置やら
色々な装置が付けられいくのだ。

そして、とうとう、とうとう
私がもっとも恐れている
脊柱注射の時が来た。

「はい、横向いて下さいね。
 まる~くなってね。
 まず、消毒を2回しますからね。
 それが乾いてから注射しますよ。
 昨日も話したように、ちょーっと痛いですが
 頑張ってくださいね。」

と麻酔医の先生がやさし~く声を掛けてくれた。

私の緊張はピークへ

私は思わず、私を支えてくれている看護師さんに
ギューッと抱きついた。

ギューッと抱きつくと、結構安心するもので
赤ちゃんがお母さんにギューっとさせると
安心する気持ちが分かった。

「では、行きますよ。」

「う~~!!」
歯を食いしばる私・・・

「えっ??」

「液入れますからね。ちょっとしみる感じがしますよ」

「う~!!!」
歯を食いしばる私・・・

「えっ??」

「はい、もう、針抜きますからね。
 これから麻酔液入れていきますよ。
 足が段々温かくなっていきますからね」

「えーーっ?
もう終わったの?」

と言うくらい、まったく痛くなかった。
ほんとに、チクっとしただけ。
どちらかというと、
点滴の注射の方が痛かったくらいだ。

私のあの緊張と恐怖と不安はなんだったんだ!!!
と叫びたいくらい・・・

でも、よかったよかった。

足が暖かくなり、段々足がしびれてくる。
正座していて、足がしびれて感覚がなくなるあの痺れ。

冷たい脱脂綿で足を触り、感覚を確認し
効いてたところで
酸素マスクを付けられた。
眠らせる薬を点滴から入れ始め
段々呼吸が苦しくなり
思わず
「この息が苦しいのは
麻酔のせいですか?」
と質問し、
「そうですよ」
と答えを聞いた後、私の記憶はなくなった。

ほんとは、手術中、起きていたかった。

盲腸の手術とかで
下半身麻酔の場合、
意識はあるから、自分の何かが引っ張られている感覚は分かるという話を
友人から聞いた事がある。

私も出来たら起きていて、自分が何をされているのか
聞いていたいと思ったし、切除された患部を見たいと思った。
が、この病院では、全て眠らせるらしい。
でも、多分、寝ていてよかったのだと思う。
痛がり、怖がり、ビビリの私の事だ。
きっと手術中にまた血圧があがったりして
迷惑を掛けていたかもしれない。


「終わりましたよ」
の声と共に、手術室で目が覚めた。

目が覚めた途端
私の目から涙がこぼれた。

うれしいとか、よかったとか、あー終わったんだとか
そんな感情は全く沸いてこなかったのに
なぜだか
涙が出てとまらなかった。
声にならない声で
周りのスタッフに
「ありがとうございました。」というのが
精一杯だった。


病室に帰ると
母と息子が待っていてくれていた。
二人の顔を見ると
また涙がとまらなくなった。

息子が側でずっと手を握ってくれていた。

何年ぶりだろう。こうして手を握るのは。
小学生以来かな?

もう20歳になるのに、
手の感触は小学生のままの
やわらかくて暖かい手だった。




※ブログに関係のないコメントは、勝手に削除させていただきます。




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なんだか、きょうは、読んで、涙しちゃいました。すごく、いい息子さんですね。なかなか、いないですよ。仕事がら、見てますが・・・。本当にいい息子さんです。そして、mieさんも、きっと、いい人なんでしょう.すっごく伝わりました。
脊椎麻酔、上手な先生でよかったですね。

始めましてこんにちは☆
私のブログへのご訪問&コメントありがとうございました(*^_^*)
早速こちらへも遊びに来てしまいました♪

手術されたんですね。大変でしたね。。。
satoは今まで無病でここまでこれたので、手術とか、想像しただけでも恐ろしいです(>_<)

また遊びにきますね!
mieさんも宜しければまたsatoの所へ遊びに来てください☆

今日は最後に涙してしまいました
mieさんが目が覚めてないてしまったのは
緊張の糸がほどけたのでしょうね
こういうとき家族の顔をみると
ほっとしますよね
優しい息子さんに感謝ですね!

優しい息子さんがいるのね・・
すっごくいい話だわ。
mieサンって本当素直でいい人なんだなぁ。って思うよ
これだけ、文章で伝わってくるもん。
素敵な記事ありがとう

e-256はなこさん
やっぱり痛くなかったのは、麻酔医がうまかったンですかね?いつまでも子供だって思ってたけど、いつもまにか大人になっていくんですね。
淋しいような、うれしいような。私は決して良い親ではなかったけど、やさしく育ってくれてよかったと思います。

e-256satoさん
訪問ありがとうございます。
手術って怖いですよ。
もう二度とごめんって感じです。
こんなブログでよかったら、また来てください。
私もおじゃまさせていただきます。

e-256ecruさん
緊張の糸がほどけると、ほんとに涙って出るンですね。仕事休んでまで来てくれた息子には
ほんとに感謝してます。

e-256マリーちゃん
ほめてくれてありがとう。
でも、私は全然素直な人じゃないよ。
母親らしくないし・・・
あっ、マリーちゃん、今までどおり、mieたんって呼んでね。年は40でも、気持ちは20代だからv( ̄Д ̄)v

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mie

Author:mie
初めまして。海の見える街で愛犬ひまわりと共に暮らしてます。
気づけばアラフォー世代になっていました。美味しいものを食べてる時が一番の幸という、食いしん坊な似た者親子ですが、どうぞよろしくお願いします。

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